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Xiaomi Miスマートバンド4(Mi band 4)

嫁からスマートウォッチのお古を貰ったので試してみた

タイトルの通りです。
嫁が最新のAppleウォッチを購入し、それまでフィットネストラッカーとして使用していたXiaomiのMiスマートバンド4(海外製品名 Mi band 4)が不要なったので貰って使い始めました。
一応スマートウォッチカテゴリの製品ですが、時計というよりフィットネストラッカー機能がメイン、時計機能がおまけという感じ。スマートリストバンドという方がしっくり来るタイプの製品です。

既に同じXiaomiからMiスマートバンド5という後継機も出ています。
Miスマートバンド5のグローバル版がAmazonで4,200〜4,400円、Miスマートバンド4がAmazonで3,800円くらい。
値段差大したことないので、これから購入する人は5が良いかなと思いますが、5のほうが連続稼働時間が14日間に対して、4は20日間。
実効電池持ちはこの8割くらいで見ておくと良いかと思います。

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Miスマートバンド4

スペック

主要なスペックは以下の通りです。
(詳細はXiaomiのホームページで確認してください。
https://www.mi.com/jp/mi-smart-band-4/specs/)


重量22.1g
防水5気圧
ディスプレイ0.95inch AMOLED,120x240pixel,24bit color
画面の明るさ最大400nit(最大輝度)、明るさ調整可能
タッチスクリーンオンセル容量性タッチスクリーン+タッチボタンx1
RAM512KB
ROM16MB
センサー3軸加速度計 + 3軸ジャイロスコープ / PPG心拍センサー /静電容量式近接センサー
ワイヤレス接続BT5.0 BLE
充電2時間
バッテリー駆動時間20日

フェイス

画面のデザインをスマフォアプリから変更出来ます。
スマフォアプリの設定画面にストアというのがあり、そこからフェイスのデザインを選択してスマートバンド本体に同期します。
ストアといっても今のところ有償コンテンツは入っていない様です。

ストアに入っているフェイスのデザインにちょっと癖がある感じで、自分的には色々変えられても、しっくりくるデザインが無い感じでした。
結局デフォルトのデザインが一番良い。

あと、スマフォに保存された写真を貼って、フェイスとして利用することも出来ます。
最初はストアに入っているフェイスを色々試したのですが、結局で家で飼ってるうさぎさんの写真をフェイスにしています。

機能

機能的には時間表示、アラーム、ストップウォッチ等の時計機能と、スマフォとBluetoothで連携しての、天気予報表示や着信表示、その他のアプリ通知表示等、標準的なスマートウォッチの機能はだいたい付いています。
着信表示やアプリの通知は日本語でちゃんと表示されます。スマフォアプリ側にはポケモンGOの通知を表示する設定がついていますが、どうせならGO Plusみたくボタン押すとポケモン捕獲できると良いのですが、残念ながらそういった機能はありません。

フィットネストラッカーとしては歩数計+心拍数計がメイン機能で、これらのセンシング情報を元にした睡眠診断機能が使用できます。
睡眠診断は浅い眠り、深い眠り、そしてレム睡眠を判定し記録し、スマフォのアプリで診断結果を確認できます。


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表示については常時表示ではなく、画面上のボタンをタッチするか、加速度センサーで腕を時計を見るポジションに持ってきた動きを検知して自動でオンにすることが出来ます。 このセンサーによる自動表示は感度を2段階調整可能で、標準だとちょっと反応が鈍く感じられました。 画面の自動オンを使うと夜寝ている時に勝手に点灯してウザい事がありますが、時間指定でこの機能をオフに出来るので、同じく時間指定でLCDの輝度を下げる事が出来ます。

電池持ち

電池持ちはほぼカタログスペックどおりな感じです。心拍数の計測間隔や各種お知らせ表示等の設定により変わるのですが、自分の使い方(あまり時計は見ません)だと、1日バッテリー残業が5%程度下がるので、ほぼカタログスペックどおり20日は持ちそうです。少なくとも2週間は楽勝で動くので、2週間に一回充電すれば良い感じです。
あまり煩雑にディスプレイを見なければもっと電力消費は少なく、これを書いている現時点で最後の充電から21日経過して後25%バッテリーが残っています。

今のところ本体が発熱したりとかは一切無いです。

睡眠診断

睡眠診断機能ですが、自分は眠りが浅く、自分の感覚では一晩中意識があるくらいな感覚の時が良くあるのですが、ベッドに横になり目をつむって安静にしていると少なくとも浅い睡眠と判定される様です。睡眠状態の判定が当人に意識の状態と連動しているか?と言うとかなりずれている間はあります。
眠れる眠れないに関わらず、ベッドに入った入眠時間と起床時間がだいたい正確に記録してくれるので、最近夜ふかし気味とか、そういった事を客観的に記録するには良いかなという感じです。入眠が遅いとスマフォの専用アプリにもっと早く寝ましょうとか出てきます。

現在使いはじめて1ヶ月半程度ですが、一度もレム睡眠は記録されていません。眠りに問題があるのかな?

歩数計

歩数計は意外とありがたいですね。かなり以前には歩数計を身に着けていた事もあったのですが、最近はめんどくさくて付けておらず、Miスマートバンドを付ける様になって、普段、如何に歩いていないかが見事に可視化されました。

4月の緊急事態宣言以降、在宅勤務がメインとなったのですが、家で仕事をしていると1日1,000歩も歩かない日がかなりあり、最近は昼休みに少し散歩する様にしています。
ジムとかで運動しない人でも、とにかく歩く距離が可視化されるので、付けてみる価値はあるかなと思います。
風呂以外ではずっと付けていますが、慣れるとあまりウザい感じもありません。

タッチパネルの操作感

タッチパネルは小さいので、どうかな?と思っていましたが、基本、情報閲覧だけなので割と使いやすいです。
指で前後にスワイプすると画面が切り替わり、時計表示や歩数計、心拍数計、天気予報等の表示を切り替えられます。

ストップウォッチやタイマーの操作は正直、このタッチパネルの大きさでは操作しずらいですね。
これらはおまけだと思った方が良いかもしれません。後継機のMiスマートバンド5だとディスプレイが若干大型化しているのでもう少し改善されているかも。

操作イメージは以下の動画を見て下さい。

www.youtube.com

総評

もともとスマートウォッチ自体に興味が無く、要らないかなと思っていたのですが、使ってみた感じとしては「悪くない」です。
Xiaomiの製品を使うのはこれが初めてなのですが、最近の中国製品はメーカーにもよるけど、かなりクオリティが上がっているなと感じます。
少なくとも4千円しない価格で、これだけの機能のものが電池持ちも良く安定して動くのは驚きです。

ただ、Miスマートバンド4自体には既に飽き始めているのも本音だったりします。
デザイン的には時計っぽい方が良くて、そろそろ手持ちの普通の時計を身に付けたくなってきました。

ちなみに公式アプリで睡眠診断結果とか見ていると、カシオのG-ShockっぽいデザインのAmazfit Neoの広告が最近表示されていて、Amazfit Neoがじわじわ欲しくなっています。
ただ、Amazfit Neoは通知の日本語表示(メール内容とか)が出来ないみたいですね..そこが残念。

追記: 不具合情報

昨日から突然、天気予報が何度Mi Fitアプリを立ち上げても同期しなくなりました。
ネットで調べるとペアリングを一度解除すると良いという様な情報もありましたが、ペアリング解除しても治らず+その日の歩数がMiスマートバンド側でリセットされてしまいます。

最終的にiPhone側を再起動することで改善しました。
追記: iPhoneを再起動しなくても、Mi Fitアプリは完全終了→起動でも治るみたいです。