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Raspberry Pi 2安定化

最近ThinkerboardだとRaspberry Pi 3 MODEL Bだの出てきて、またまたボードコンピュータが欲しくなってきたのですが、そもそも手持ちのRaspberry Pi 2に1年以上電源入れて無い...これじゃダメだよね..ということで久々に最新のRaspbian OSを入れてセットアップをしていたのですが、どうも安定しない。

なんかあちらこちらでエラーが起きる。特にaptコマンドでupdateとかやっていると毎回エラーが出る。
しかもエラーの出方が変わる..ということで困っていました。
最初は電源の容量不足かとも思っていたのですが、Pi 2にはもともとAnkerの2A電源を使っていて全く問題なかったのが急に問題出る様になり、手持ちの各種2A電源やケーブルの組み合わせを試すもダメ。
近所の電器屋オウルテックの2.4A電源が売っていたのでこれも試したがダメ...

SDカードを変えてみたりしたけど、やっぱりダメ....ということで半ば諦めかけていたのですが、今日不意に解決しました。結局は発熱っぽいのですが、下記のサイトを参考にcpufrequtilsを入れて、cpufreqのgovernerの起動時デフォルトをpowersaveモードに固定しました。
https://dbpro.xyz/1400

/etc/init.d/cpufrequtils

ENABLE="true"
GOVERNOR="powersave"
MAX_SPEED="0"
MIN_SPEED="0"

これでapt update,apt upgradeに無事成功。再起動後も安定しています。
別途、別のSDカードと電源の組み合わせでも追試しますが、これで安定化したということは以前のraspbianはpowersaveがデフォルトだったのかな?今はondemandがデフォルトの様です。

暇な時にアキバにでも行って、pi用のヒートシンクを入手しようかと思いますが、当面はこれで凌ぎます。

追記:

  1. Ankerの2A電源+別のSDカードで追試中ですが、やはりpowersaveで安定している様です。

    当面の使用には問題なさそう。
  2. 問題が発生する場合、aptでcpufrequtilsをインストールすること自体が失敗したりするので、その場合は

    # echo 'powersave' | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpufreq/policy0/scaling_governor

    で手動でpowersaveモードに設定してから、aptコマンドを使います。

追記2:
その後、ヒートシンクを購入して貼り付けましたが、動作クロックを上げるとやはり不安定になります。
単に外れ個体を引いちゃったかな?

powersaveモードでも性能的に困る用途では使っていないので、このまま使い続けています。