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我が家にブラーバ(拭き掃除ロボット)がやってきた

[diary]ブラーバが当選しました

先週、「おめでとうございます。ブラーバが当選しました」的なハガキが家に来ました。
またなんかの詐欺っぽい奴かな〜?とハガキを見ると差し出し人はいつもマイカーの整備とかでお世話になっている近所のカーディーラー
そう言えば、新春初売りとかで来場者に抽選でプレゼントってのに応募したっけなと。
あれってホントに当たるんだ、というか、割と熱心に商談したおかげかな?とか、なんだかんだワクワクしながら先週末に引き取ってきました。
(ぶっちゃけ新車購入しました)

ものはお掃除ロボットルンバと同じiRobot社製の拭き掃除ロボットです。
最初は未開封のままメルカリとかで売っちゃおうかとも思ったのですが、調べると定価からかなり値下げしても売れ残っている感じだったので自分で使う事に。
ちなみに家には5年くらい前に購入したルンバ君が居るので、わが家のお掃除ロボット2号機です。ロボットという意味ではCOZMO君も居るので通算3号機ですね。

  • 概要

    とりあえず付属品とか並べるとこんな感じです。
    本体、充電器、お掃除用のパッドがウェット用とドライ用との2種類(写真向かって左側に並んでいる2つ)、パッドに装着するドライ用(白)とウェット用(青)のクロス。
    写真ではお掃除クロスは1枚づつですが、実際にはクロスが2セット入っています。
    後、写真には写っていないですが、ウェットモード用のお試し洗剤が(本当のお試しサンプルで1回使いきりの奴)2個と、ウェット用のパッドの予備のフタが1個。ウェット用パッドのフタというのはパッドに水もしくは床洗剤を入れるので、それが漏れない用にするためのゴム素材のフタです。

    使う時はクロスをパッドに巻きつけて、本体に装着します。本体とパッドは磁石でくっつく様になっています。クロスは使い捨てではなく何度でも洗って使うことが出来ます。
    クロスを洗うのが面倒な人は、クイックルワイパーとかの市販のお掃除シート(ドライでもウェットでも可)をドライ用のパッドに装着して使うこともできます。

    本体の前に置いてある黒いキューブ上のものはNorth Starキューブという、ブラーバにお掃除する範囲を教えるためのいわば無線標識です。ルンバにもバーチャルウォールという無線標識がありますが、あれとは仕様が異なります。



    ウェット用のパッドを装着したところです。

  • 動作モード

    本体には電源ボタンとドライモードボタンとウェットモードボタンがあります。ドライクロスを装着する場合はドライボタン、ウェットクロスを装着する場合はウェットボタンを押してお掃除開始です。
    基本的にこの2つの違いはお掃除中の本体の動きで、ウェットモードでは同じ場所を何度も入念に拭きながら移動する動きをしますが、ドライモードでは直線的に行ったり来たりします。
  • 動作音

    動作音はとっても静かです。ルンバと違って吸引しないので当たり前といえば当たり前なのですが、走行用のモーターの作動音も小さく、ブラーバを作動させながら仕事をしたり、テレビを見たり、勉強したりしても気になりません。
  • お掃除範囲の制御

    お掃除の範囲はお掃除開始した地点を中心に一定範囲を動き周り、最後に元の場所に戻ってきます。ルンバと異なり、充電は縦置きで行うため充電ステーションに自動で戻る動作はありません。
    お掃除の範囲はNorth Starキューブの電源を入れている時はキューブからの電波が届く範囲、キューブを使わない場合はある一定範囲を掃除しますが、基本的にキューブを使う方が広い範囲を掃除するそうです。ルンバのバーチャルウォールはこれ以上先に行かせたく無い場所に仮想的な壁を電波で作るためのものですが、このNorth Starキューブはお掃除範囲を決めるためのブラーバの航法の目安になるもので、お掃除範囲のなるべく中心付近のテーブルの上等に設置する様にと書かれています。

    ルンバと異なり、ブラーバ−の場合は床掃除専門なので絨毯とかラグの上には行かせたくないのですが、ちょっとした床の上の段差を認識してそれ以上は踏み込まない様になっています。また玄関等の様に低く落ち込んでいるところもちゃんとセンシングしている様です。


    このくらいの段差は確実にセンシングして、上には乗りません。


    このくらいの薄いシートでも割と大丈夫でした。
    想定外に乗り上げてしまう場合は適当な障害物を置いておけと取説に書いてあります。結構割りきった仕様っぽいです。

  • 注意点

    クロスをパッドに装着する際、なるべくクロスが撚れない様にピンと張る必要があります。キレイにピンっと張っていないとセンシングに問題が出るのか、電源ボタンが赤く点滅しエラー音が鳴ってお掃除が中止されることがあります。

まだ少ししか使っていないのですが、全般的な感想としては、最初のセットアップと後かたづけ(ウェットモードの場合はパッドの水タンクから水を抜いて乾かす必要がある。ウェットパッドを装着したまま充電器に置くと水漏れで大変な事になる可能性があるので、充電時は必ずパッドは外す)がちょい面倒ですが(ルンバだと最後にダストボックス取り出してゴミ捨てるだけなので)、掃除自体は結構広い範囲を勝手にやってくれるのでまあ便利っちゃ便利。ただし強い力でゴシゴシ床を拭く事が出来ないのでこびりついた汚れはブラーバでは落とせません。ごびり付く前にこまめにブラーバかけろって事ですね。

今回はタダで貰ったものなので、まあ得したなという感じなのですが、自分で買うかというとちょっと微妙です。
上位機種だとWi-Fi経由でスマフォから操作できたり、最新型のルンバと連携して掃除出来たりするらしいですが、このブラーバ390jは非常にシンプルで割りきった仕様になっています。

Wi-Fi経由でSDKから何かあって、PCで操作するプログラム作れるとかだと面白いのだけど。それはiRobotだとcreate2という専用の製品があるらしいんですが、日本では平行輸入でしか買えないのと高いんですよね。



後日、動作中の動画を貼ろうと思います。

追記:小学校低学年の息子がブラーバを「からぶき君」と名づけてたいそう愛でています(笑)
どっちかというと水拭きメインで使っていますが、乾拭きも出来るよと教えたら、この名前になりました。
ルンバはルンバのままです。