Amazonで安い接眼レンズセットを購入
上記エントリーで紹介したMAKSY60ですが、付属の焦点距離20mmの接眼レンズだけでは物足りないなと思い、Amazonで色々物色。
ユーザーレビュー等をチェックした結果、下記のセットがコスパ良さそうなので購入しました。
天体望遠鏡の接眼レンズは、単品で数万円とかの製品も多く、それだとMAKSY60本体より高いわけですが、初心者の倍率100倍以下の観測なら上記の様なものでも多分イケると判断して購入してみました。
欲しかったのは焦点距離10mmのものですが、若干倍率落として導入楽にするための25mmや、ダメ元で試すつもりの2倍バーローレンズが入ったこのセットを購入。(4mmは最初からあまり期待せず)
到着後、まずはレンズに傷や汚れ無いかチェックしましたが、どうやら問題無さそうです。(Amazonのレビュー見るとハズレ引いた人も居るみたいですが、すぐに交換してくれる様です)
筐体は金属で、MAKSYの付属の接眼レンズより高級感があります。このあたりは好みの問題もあり、自分は付属のレンズのプラスチック感のある筐体も好きだったりします。
夕方、南の空に木星と土星が見えたところでチャレンジ。
最初は土星を導入。一度、MAKSY付属の20mm接眼レンズでやっているので、25mmでの導入は割合に簡単でした。
25mmで概ね視野の真ん中に来る様に合わせたら、10mmに交換。
おそるおそるそーっと覗き込み、ピントを調節。
筐体の揺れの収まるのを待って、じっくり眺めると....
おお、くっきり見える。安物のカメラ三脚でスマフォアダプター付けるとその重みだけでもグラつきそうなので、写真は撮っていませんが、MAKSY付属の20mm接眼レンズで見た時より明らかにはっきり土星本体の球形と、その周りを囲む輪が確認できました。
ついでに2倍バーロー+25mmも試したのですが、付け替えた際に鏡筒がブレたのか、それともピント合わせが上手くいかないのかあまりちゃんと見えませんでした。
木星もトライしたのですが、土星はくっきり見えたものの、木星はイマイチでピント合わせが足りないのか、集中力も切れかけていたので土星だけで満足して撤退しました。
次は木星でダメ元の4mmとか2倍バーロー+10mmとかも試してみたいと思います。
MAKSY60+お手軽価格の焦点距離10mmの接眼レンズでも土星がクリアに観測出来る事が判ったので大満足です。
追記: 木星を観測した際、ガリレオ衛星と思われる光点がかなりシャープに見えていたので、ピントが合わないわけではなく木星が明るすぎる?
天気の良い日に色々試してみます。
追記2020/10/18:
2倍バーロー+10mmも確認。
土星の輪は確認。くっきり度合いは10mm単体の方が上ですが、当たり前ですが2倍バーロー使うとかなりしっかり土星の形は確認できます。
小学生の息子も輪が見えたと言ってました。
木星はなかなか想像した様な画にはならないですね。ピント合わせがやはり難しい。
付属の20mmアイピース+2倍バーローでの土星
www.youtube.com
追記2022/11/27
マクシー購入から約2年、18時すぎに外に出たら天空に木星が煌々と輝いていて、家の庭から観測できそうだったので久しぶりにマクシー60と標準添付の20mm、SVBONYの10mmで木星観測してみました。
今日は上手く焦点が合った様で10mmアイピースではなんとか木星に縞があることは確認できました。周囲にガリレオ衛星4つも確認。
ただし太い縞が判る程度、大赤斑の識別とかは無理です。
とはいえ、本当に木星に縞があることが手持ちの光学望遠鏡で確認できるのは感動です。
知識としてではなく、実在としての木星を感じるとちょっと世界に対する見方が変わると言ったら大袈裟でしょうか?
なんとか写真撮ろうとしたのですが、あれこれしている間に空が雲に覆われてしまい断念。
天体観測用のしっかりとした、操作性の良い架台が欲しくなりますね。