ローリングコンバットピッチなう!

AIとか仮想化とかペーパークラフトとか

サンダーバード ARE GO

[entertainment]サンダーバード ARE GO シーズン1

連休中、スーパードラマTVでサンダーバードのリメイク版「サンダーバード ARE GO」の一挙放送やっていたのでなんとなく見てみました。
5/2と3に一挙放送で24話放送されたのですが、5/22から毎週水曜日に2話づつ再度放送されるみたいなので、見逃した方はそちらで。

自分は5/3の放送に気づかなくて、5/2の1〜12話だけ見てました。

www.superdramatv.com

このリメイク版の製作が発表された時には「CGでリメイク?なんだかなあ?」という感じだったんですが、実際に見てみたら結構良く出来ていました。
個人的にはオリジナルの世界観を壊さない範囲での程よい設定リファインがされているなあという感じ。

  • キャラクター

    キャラクターはCGなんですが、基本的にオリジナルの人形版のキャラデザをほぼ踏襲。見ている方の感覚的バイアスなのかも知れないですが、なんとなく動きも人形っぽい気がします。
    CGを敢えて人形ぽく動かしているのでしょうか?キャラデザ的に変わったのはペネロープさんくらいですかね。さすがに現代風の美女に変わっています。
    トレーシー兄弟やパーカーさんとかはほぼオリジナルのまま。
    新キャラの女性隊員はまあ、許せる範囲かなあ。
  • 相変わらず超法規的すぎるペネロープさんとパーカー

    パーカーさんはイーサンハントも真っ青な潜入テクでどこでも忍びこむし、怪しいクルマに尾行されると、オイルを撒いて事故らせるし。(あのオイル、ちゃんと処理しないと罪の無い一般者巻き込まれるのでは...)
    全く法律を守らない活躍ぶりが流石です。
  • 程よくリファインされたメカデザイン

    サンダーバードのメカデザインも基本的にオリジナルのデザインイメージを崩さない形でリファインされています。模型とCGを組み合わせているっぽいですね。CGパートにも模型感を意図的に出している気がします。
    サンダーバード2号のデザインがちょっと丸みが減ってカクカク感が出ていますが、それも許せるレベル。垂直離陸用のジェットがベクタードスラストになっていたり、2号のコンテナに搭載される各種メカが共通のコックピックモジュールに部品付け替えでエレベーターカーになったり、ジェットモグラになったりとか、オリジナルにないアイデアも有りますが、見た目にはあんまり違和感無いんですよね。
    1号,3号,4号,5号とかも色々リファインされており、ホログラフを利用したリモート操作とか、AI搭載のサンダーバード5号とか、21世紀の技術知見に基づく設定が色々追加されています。
  • ツッコミどころ満載の発進シーケンス

    で、例の発進シーケンスも健在です。居間から隠し扉やソファーごと各マシンに移動していくあのシーケンスは細かいデザインが修正されているものの、どうやって着替えているのか不明な国際救助隊の制服とか敢えてツッコミどころを残している感じ。
    (手や足のプロテクター的なものが自動装着されるシーンはあるんですが、制服本体にどうやって着替えているのか謎なんですよね。あれも自動なのか、手動なのか。)
  • ファイヤーフラッシュの例の仕様は無くなったみたい

    多分、おっさん世代から見て外せないゲストメカのファイヤーフラッシュ(オリジナル版では極超音速原子力飛行機)も登場しますが、例の原子力エンジンの交換設定はさすがに時代的にまずいのか無くなった様です。
    こればかりはしょうがないですね...