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セリアの100円マルチツール

セリアの100円マルチツール(8徳ナイフ)を購入してみた

前からどんなものか気になっていたセリアのスイスアーミーナイフ風8徳ナイフを購入しました。
税込み110円。

遠目にはビクトリノックスとかのスイスアーミーナイフ風でサイズ感的にはトラベラーあたりのミディアムサイズのものと同じ感じです。
最初にぶっちゃけちゃうと、久しぶりにテンション下がる感じの品質でした。悪い意味での中国製(今時の中国製、もっとマトモなものもいっぱいありますが)、安かろう悪かろうな感じ。
まあ、税込み110円だから文句は言えないって感じでしょうか。

前に買ったダイソーの折りたたみプライマー型300円マルチツールは、手に持ってカチャカチャやっているとそれなりに楽しくなる程度の質感があったのですが、これは使い捨て、旅先で無くしてもOKを前提とした安物実用品ですね。所有欲は全く満たされない感じです。

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セリア Pocket Knifeパッケージ

パッケージから開封

パッケージから出しての外観はこんな感じなのですが、ハンドル部分の樹脂にいきなり結構傷が入っていました。
写真だと判りにくいのですが、素材自体が傷が入りやすいのか、工場での組み立て、出荷時に丁寧の扱われていないのか、とにかく細かい傷が。
ダイソーの300円マルチツールはハンドル部分は金属メッキで、目に見て傷とかは入っていなかったので、100円とは言え製品としてはどうなの感が...。まあ使って入れば傷は付いてくるのですが。

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セリアPocket Knife外観

ツールの出し入れ

メインのナイフとかのツールの出し入れが固いです。しかも閉じる時は結構バチンと勢い良く閉じようとするので、特にナイフの出し入れは注意しないと怪我しそうです。
子供には触らせられないですね。
ナイフの切れ味はあまり試していませんが、紙とか何かのパッケージを切るには問題無いですが、木とか削れる気はしません。

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メインのナイフブレードを出したところ

ナイフ以外のツール

各ツール、形状のバランスとか、新品にもかかわらず金属部分の輝きというか質感もあまり無いです。原価考えると致し方なしか。

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栓抜き+マイナスドライバー(左側)と缶切り(右側)
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プラスドライバー
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コルクスクリュー

楊枝とピンセット(というか毛抜き?)です。左側は比較参考用のビクトリノックスのマルチツールに付属しているもの。右はセリアのものです。
見比べると判るのですが、特にピンセットはセリアのものは全体に潰れ気味で、あまりこれでモノがうまく掴める気がしません。

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楊枝とピンセット(左がビクトリノックスクラシックのもの、右がセリア)

総評

ダイソーの300円マルチツールとの比較では、ダイソーのほうが完全に満足感は上です。
価格3倍なので、当然といえば当然か。

セリアのものは300円とか500円にしても良いので、全体の質感だったり、ツール開閉のスムーズさとかを改善して欲しい気がします。

ただ、なにせ100円なので無くしても惜しく無い。
という意味で、海外旅行とかの際にスーツケースに入れて飛行機では預けてしまい、旅先のホテルとかで現地購入した食品や衣類のパッケージ開封、タグ切り、あるいは現地のスーパーで購入した現地ワインの開栓に使う、あるいは家にあるコルク抜きの予備とかとして使うのもので、道具としての存在感を楽しむものでは無いですね。

100円だから当たり前なんですけど。
機能だけに着目するとこれが100円(税込み110円)で購入できちゃうのはありがたい限りな気もします。

それはともかく、これを旅先で使う機会はいつ来るかなあ?
早くコロナ収束して欲しいものです。


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