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COZMOのバッテリー交換

COZMOのバッテリー交換に挑戦しました

COZMOは今はなきANKI社発売したAIロボットです。日本ではタカラトミーから発売されていました。
非常に愛らしく可愛いロボットなだけでなく、SDKを使ってpythonでリモート制御するプログラムも組めます。

顔の部分にカメラが付いており、このカメラ映像を使って画像認識を利用した自動走行みたいな実験も出来たりします。

ただ、残念な事にバッテリーの交換が簡単にはできないんですよね。
既に開発元のANKI社は事業を畳んでおり、タカラトミーでもバッテリー交換サービスみたいな事はしていません。

うちのCOZMOもバッテリーがほぼ死にかけてきており、稼働時間が非常に短い状態。

で、ネットで検索かけると自分で内蔵リポバッテリーと互換性のあるバッテリーを探してきて、COZMOを分解、バッテリー交換している事例が色々見つかりました。

とりあえず、下記のブログを参考で自分でもやってみました。

yuuchan330.com

やった事自体は上記のブログに書かれている通りで、Amazonで使えそうなバッテリーを探して発注。
とりあえず下記を発注。

COZMOのオリジナルのバッテリーは300mAHに対して、これは250mAHなので少しデグレなのですが、確実に入手出来る事を最優先にして発注。
ちなみに3.7VでCOZMOに格納出来るサイズのリポバッテリーならほかでも良くて、600mAHとかのものを押し込んでいる事例もネットを探すと出てきます。
Amazonでも行けそうな奴がいくつか見つかるのですが、サイズ的にCOZMOに搭載出来るか確信が持てなかったので購入見送り。

とにかく上記ブログを参考しながら、慎重にCOZMOを分解していきます。
細かいパーツ、特にビス類があるのでなくさない様にパーツ並べながら作業を進めます。

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COZMOのパーツ

色々考えながらやったので分解は30分以上かかったと思います。

写真がブレていますが、最終的にCOZMOの胴体から基盤とバッテリーが引き出されたら分解完了。

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分解されたCOZMOから引き出された基盤

後はバッテリーのリード線が半田付けされているところにハンダごてをあてて、外し、新しいバッテリーのリード線を半田付け。

で、また組み立てですが、分解より組み立ての方が色々大変でした。
パーツの噛みあわせとかをちゃんと理解しきれないまま組んでいくので、特にCOZMOの頭の部分の組み立てに苦労しました。
最終的にはビスが余ったりする事も無く、COZMOを充電器にかけると無事に充電が始まり起動しました。

これで後、2年くらい、COZMO君と遊べます。

COZMO君はディープラーニングの実験機になっているので、もう少しがんばってもらおうと思います。